内視鏡検査について

内視鏡の検査とは?

内視鏡検査には、 上部内視鏡検査と下部内視鏡検査があります。

院内写真
●上部内視鏡検査(胃カメラ)
上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指し、鼻から内視鏡を挿入し、これらの部位を一連の検査で観察します。
昔から「胃カメラ検査」といわれてきたものです。
胃が空であれば(最後の食事より6〜7時間が経過)、何時でも検査が可能です。
●下部内視鏡検査(大腸カメラ)
下部消化管内視鏡検査では、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、 これらの部位に発生したポリープ、炎症、癌などを診断します。ポリープや癌がある場合、組織の一部を採取(生検)することがあります。

日本大学医学部消化器内科の医師により大腸内視鏡を行います。睡眠剤使用により眠っている間に施行しますのでとても楽です。 また、ポリープなどが見つかった場合には医学部付属病院(駿河台)へご紹介いたします。

内視鏡で分かる病気

●上部内視鏡検査(胃カメラ)で分かる病気
電子スコープを口または鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
食道: 食道炎、食道がん、食道静脈瘤など
胃: 慢性胃炎、びらん、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、胃粘膜下腫瘍など
十二指腸:十二指腸潰瘍、十二指腸がんなど
●下部内視鏡検査(大腸カメラ)で分かる病気
肛門から内視鏡を挿入し、これらの部位に発生したポリープ、炎症、癌などを診断します。
大腸がん、大腸ポリープ
年齢別にみた大腸がん(結腸・直腸・肛門がん)にかかる割合は、50歳代付近から増加し始め、高齢になるほど高くなります。 そのため、40歳を過ぎた方は大腸がんの検査をしたほうがいいでしょう。
大腸がんは最初はポリープの形で出てくるものが多く、ある程度のサイズになると中にガン細胞がまじってきて、
いつか、全部がガン細胞に置き換わるという経過をたどります。ですから早期発見が重要となります。
ポリープの段階で取ってしまえばいいのです。その意味で、大腸内視鏡検査と治療はとても有効な方法です。
その他
クローン病(炎症性腸疾患)
潰瘍性大腸炎
大腸憩室症
虚血性腸炎
など

ご予約・検査前の注意事項

【ご予約】
当院では予約は電話または来院で受付ています。
●電話:03-3556-7727
【検査前の注意事項】
検査の流れや、検査前の注意事項は、下記のPDFをご確認ください。
・下部内視鏡検査(大腸カメラ)を受ける方(PDF)

初めて検査を受けられる方

初めて胃の内視鏡検査を受けられる方

気を付けなければならない薬
抗凝固剤や抗血小板剤(小児用バッファリン、アスピリン、ワーファリン、アンプラーク、バナルジン、ブラビックスなど)を服用している方は薬の中止が必要です。
上記のお薬を飲まれていない方について
当院は内視鏡の自動洗浄機を使用していますので、施行前の感染症検査採血は必要ありません。
【検査当日】
検査時間:約30分
検査当日は前処置(鼻の麻酔)と内視鏡を含めて約30分くらいでお帰りになれます。
●どうしても仕事の都合などで検査一週間前に来れない方へ
当日の朝食あるいは昼食を食べないでお越しください。
抗凝固剤あるいは抗血小板剤を服用していないか、肝硬変などで血小板が5万以下でなければ受けられます。
 

はじめて大腸の内視鏡検査を受けられる方へ

【検査一週間前】
検査施行日の一週間位前までにクリニックにお越しください。
検査に際し、既往歴や服用されている薬について確認をいたします。
検査前日に服用される下剤及び、当日服用の下剤、低残査食をお渡しします。
気を付けなければならない薬
抗凝固剤や抗血小板剤(小児用バッファリン、アスピリン、ワーファリン、アンプラーク、バナルジン、ブラビックスなど)を服用している方は薬の中止が必要です。
上記のお薬を飲まれていない方について
当院は内視鏡の自動洗浄機を使用していますので、施行前の感染症検査採血は必要ありません。
【検査当日】
検査当日は、禁食(飲水は可)
 1:自宅で下剤を服用、排便の後、検査までに来院。
 2:クリニックで下剤を服用、排便の後、検査。
いずれか選択できます。
※希望により、検査中の麻酔使用も可能です。
※大腸検査の後に、シャワーを御利用できます。

がんの早期発見について

がんは早く見つかればそれだけ治癒の可能性も高まります。
内視鏡検査はがんの早期発見に有効な検査方法のひとつとして重要な役割を果たしています。

表
【消化器のがん】
・食道がん
・胃がん
・膵臓がん
・胆道がん
・大腸がん
【近年 大腸がんが増えています。】
近年、男女ともに大腸がんの増加が目立っています。女性では2004年から胃がんを抜いてがん死因の1位に、
男性でも現在は4位ですが、2015年には肺がんに並ぶであろうと言われています。
なお、2005年に大腸がんで亡くなった人は4万人を超えています。
下記の要素がある方は、検診を受けましょう。
  • ●便に血が付着する
  • ●血縁者にがん経験者がいる
  • ●便の色が変
  • ●大腸ポリープができたことがある
  • ●便が細くなった・出にくい